ノスケユウキは考える

~いろんなこと考えるよ~

世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」とは?

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今朝テレビ番組「とくダネ!」を見ているとあるニュースが

印象に残りました。

「7年ぶりに開花する世界最大の花だと?」

僕はこういう「何年ぶりに~」や「世界最大の~」が好きなんで

どういうものか調べたくなりました。

でもこういうの子供の時にもテレビで見たことあるなぁ・・・。

 

その花の名前は「ショクダイオオコンニャク」!

7年に1回、しかも2日間しか咲かないようです。

これを見ると神秘的で儚いお花のような気がしますね。

インドネシアスマトラ島だけに自生しているようで

別名スマトラオオコンニャクとも言われています。

 

花の大きさは大きなものですと1.5m、高さは3.5mと巨大ですね。

「大きいのはラフレシアじゃないんですか?」と疑問が浮かび

調べてみるとラフレシアは直径90cmぐらいなんです。

しかもショクダイオオコンニャクさんの方はギネス公認であると。

 

しかし「いや違う!俺は昔からラフレシアが世界一だと教えられたんだ!

こんなの認めねぇ!」って方もいるんじゃないでしょうか?(まさか僕だけ?)

実は調べていくうちにわかったことなんですけど

単体の花とするとラフレシアさんの方が大きいみたいです。

ですがお花全体となるとショクダイオオコンニャクさんの方が大きいのです。

「は?どういうことだ?」と思う方もいるんじゃないでしょうか?

上記で述べた「お花全体」とは「花序」のことです。

「花序」とはお花の集団のことです。

例を挙げますとアジサイやひまわり、キクなどが花序の形態をとっています。

ひまわりを想像すればわかると思いますが

こいつチューリップよりはでかいですよねぇ。

でもひまわりの構造は小っちゃい花がたくさん集まってできたものなのです。

一方チューリップはお花単体としてあの大きさなので、

花ひとつの大きさとなるとチューリップの方がひまわりより大きいのです。

ショクダイオオコンニャクさんとラフレシアさんも同じなんですよこれと。

文章力がザコな僕にはこれぐらいしか説明できないので勘弁してください(泣)

 

大きさはいいとして実はショクダイオオコンニャクさん、

開花したらとんでもない悪臭を放つそうです。

別名「死体花」と言われるほどの悪臭です。

ラフレシア以上かもしれない(笑)

それに人食い花のような外見もしているもんですから

イギリス王立園芸協会が「世界で最も酷い花」に選びました。

悪臭を放つ理由は花粉を運ばせるために甲虫を呼ぶためだそうです。

虫とか腐った匂いが好きそうですからね。

このようにショクダイオオコンニャクさんは子孫繁栄のため

必死で悪臭を放っているのです。

 

都立神代植物公園でこのショクダイオオコンニャク

本日2015年7月21日に開花する予定だそうです。

園長さんがツイッターでも報告しています。

twitter.com

開花する前って熱を発するんですね。

みなさん一度ショクダイオオコンニャクさんに会いに行ってはいかがでしょうか?

今日はこれで終わりにしたいと思います。

ってブログ名で考えるって書いてるのに考えてねぇ!

 

この記事を書くに当たって下記のサイト様を参考にさせていただきました。

ありがとうございました。

ショクダイオオコンニャク - Wikipedia

米村浩次の花の世界http://www.yonemura.co.jp/oversea/main/mame/003/003u.htm

世界最大級の花ショクダイオオコンニャクが放つ特異臭気成分を特定 | 東京大学大学院農学生命科学研究科

【植物】世界最大の花 スマトラオオコンニャクorラフレシア/世界一大きい花はどちら: Old Fashioned Club -オールドファッションド・クラブ-

都立神代植物公園 園長の採れたて情報 (@ParksJindai) | Twitter