平成狸合戦ぽんぽこの都市伝説とラストのセリフの考察してみた!
そういえば今日は先週と先々週から続いてジブリを金曜ロードショーでやりますね。
今日は「平成狸合戦ぽんぽこ」ですな。
確か内容は狸たちが人間を懲らしめようとするものでしたね。
人間が狸たちの住処を壊してニュータウンを建設しちゃうのですから。
狸たちはどうするのか?そして人間たちを追い出すことは出来るのか!?
みたいなものでしたね。
前に書いた「おもひでぽろぽろ」に比べたらこちらの作品の方がよく見ていたため、
記憶に残っています。
子どもでも見れる作品ですよね。
今回はこの映画の都市伝説を紹介して
次に最後に残したセリフから僕らに伝えたいメッセージについて
考えていきたいと思います。要は考察です。
この作品に都市伝説ってあったのかい?
最初に思ったことはこれですね。
思えば何かしらの映像作品には大体都市伝説がついてくるような気がします。
この作品では見ている人は狸の親分たちの存在をご存じでしょう。
実はこれらは歴代の総理をモデルにしているようです。
讃岐のハゲ狸は「香川の大平元総理」
阿波の金長狸は「徳島の三木元総理」
という感じだそうです。
これが一番有名な噂です。
そして「政治は狸の化かし合い」と表現しているという都市伝説です。
これが高畑監督が伝えたいことの一つ、メッセージとなっているかは不明です。
ですがこの監督ならやりそうなので本当っぽいな~って思います。
こんな一見かわいらしいアニメ映画でも政治を皮肉っているとはさすがです。
子どもだと気づきませんねこういうのは。
大人に近づけば映像作品に隠されているメッセージを読み取りやすくなりますな。
そんな僕はこの都市伝説に気づきませんでしたけど(笑)
最後のセリフの意味を考えよう!
都市伝説の次はこれですね。
このセリフは意味深なので考察やら妄想やらできるんじゃないでしょうか。
最後のセリフは以下のものです。
「テレビや何かでいうでしょ?開発が進んでキツネやタヌキが姿を消したって。あれやめてもらえません?
そりゃ確かにキツネやタヌキは化けて姿を消せるのもいるけど、でも、ウサギやイタチはどうなんですか?自分で姿を消せます?」引用元:
テレビや何かでいうでしょ? 開発が進んでキツネやタヌキが姿を消したって あれやめ... : 【ジブリ】作品紹介 ナウシカからかぐや姫の物語までの名言も - NAVER まとめ
このセリフを視聴者(人間)に向けて話しています。
この映画の結末を述べてしまいますが狸たちは人間に敗れます。
自然は一部は残されましたが結果的には敗北です。
そして狐たちと同じように狸たちは化けて人間社会に溶け込むようにしました。
ですがこれは化けられる狸にしかできません。
なのでそのような狸は山奥でひっそりと暮らすことにしました。
人間社会に溶け込めた狸の正吉はある時一匹の狸を見て追いかけます。
そこでかつての仲間たちを見つけて喜んで再開するのでした。
ちなみにここでエンディング曲「いつでも誰かが」が流れます。
とてもいい曲ですよね。
この時に先ほどのセリフを正吉が言います。
さぁ考えてみましょう!このセリフの意図を!
自然破壊やめろよな
狐や狸は化けれるため人間社会に溶け込むことが出来ました。
生きる道はあったんですよね。
ですがウサギやイタチは化けることが出来ない。
彼らにとって住処は山しかないのですね。
そして「姿を消した」というのは狐や狸の場合では「人間に化けて姿を消した」。
ウサギやイタチの場合では「本当に消えた」→「死んでいった」ということです。
だから「自然破壊はやめろよな」っていうメッセージだとまずは考えられます。
命は平等ってことを忘れるなよな
また人間が生物の差別をしていることをしてきているのではないかとも考えられます。
報道では狸や狐が姿を消したと言います。
狐と狸しか注目しないんですかね。じゃあウサギやイタチはいいんですか。
というよりか自然破壊なので植物なんかも姿を消していますよね。
また虫さんもやられているかもしれません。
「命は平等ですよ」というメッセージも込められているのでないでしょうか。
これは人間がなかなか守らないものですね。
肉を食べるな!動物を殺すな!って言っている人がいますけど
植物は食べていいんですかね。
同じ命じゃんと毎回思います。
生物は他の生物を殺して生きているんですからね。
しょうがないんですよ。
じゃあしょうがないだけで済むのかっていうとそういうわけじゃありません。
これは後で述べます。
特定の動物を保護したくなる気持ちは分からなくはないですが
「エコがエゴになる」こともありますので注意しましょう。
はい。「」の中は上手いことを言ったつもりです(笑)
でもこれは僕自身無意識のうちにやぶっているかもしれません。
やっぱりどこかに肩入れしちゃうんですよね。
だって害虫とかを保護しようと思いませんし。
今回の記事を書いているために狸を肩入れしちゃうかもしれません。
そもそも全部の生物の命を差別するなというのは無理があると思います。
ただできることは意識を差別しないように方向を向けることです。
具体的な一例としては食べ物を食べる時「いただきます」と「ごちそうさま」
を言うことですかね。
感謝する気持ちを忘れるなということです。
この気持ちでどの生物も生きており、そして命をもらっていることが実感できます。
とりあえず命は平等ってことを忘れちゃいけません。
その点では狸のラストメッセージを生で聞いて心しておかねばいけませんな。
とまぁ、この二つのメッセージを読み取ることが出来ました。
まださらに深い意味があるのでしょうか?
みなさんはどう思いますか?
今日の考える~タヌキだってがんばっているんだよォは本当だ~
今回は政治を皮肉っているメッセージや自然保護、命の平等に対するメッセージを
読み取ることが出来ました。
ぶっちゃけ後者のほうに力を入れましたが(笑)
前回も書きましたがアニメとかをただ見るだけでなくいろいろ考察とかすることは
面白いです。
理想が負けた作品でありましたがそれでも生きる狸はすばらしいです。
そしてそれはアニメだけでの話ではありません。
現実でも東京で狸の目撃情報があります。
皇居にも狸はいますからね。
というよりか皇居は狸の聖地だそうです。
東京での狸は公園やお寺といった緑地がある場所を確保できるため
暮らすことが出来ます。
ですが個人私有地の屋敷林、企業保有の工場や運動場はいつなくなるかわからないため、狸のために緑地を死守することが必要だそうです。
無論、狸のためだけではありませんが。
まぁ今回は狸に焦点を当てますが人間以上に一所懸命生きている狸がいます。
「平成狸合戦ぽんぽこ」にキャッチコピーは
「タヌキだってがんばっているんだよォ」です。
うむ。本当のことですね。アニメでも現実でも。
今夜放送される「平成狸合戦ぽんぽこ」を見て何かを考えてみてはいかがでしょうか。
それにしても狸はかわいいですな。
今回はここで終わりにしたいと思います。
最後までありがとうございました。
この記事を書くに当たって下記のサイト様をさんこうにさせていただきました。
ありがとうございました。
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